龍谷大学が設置する仏教総合博物館、「龍谷ミュージアム」において、以下のとおり展示会を開催いたします。
シリーズ展
「仏教の思想と文化-インドから日本へ-特集展示:阿弥陀さん七変化!」
今回の特集展示のテーマは「阿弥陀さん七変化!」。
阿弥陀如来は西方にある極楽 浄土の教主で、浄土教の広がりとともにアジア各地で信仰されました。日本でも浄土真宗をはじめ様々な宗派で大切にされ、阿弥陀さんの姿をかたどった彫像や絵像、あるいは名号が、お寺やお堂の本尊として安置されてきました。
その一方、阿弥陀さんは多面的な信仰体系や教義のなかで、実にバラエティ豊かに姿を変える仏でもあります。本特集では、滋賀県東近江市・梵釈寺の宝冠阿弥陀如来坐像(重要文化財、平安時代前期)をはじめ、多彩に変身する阿弥陀さんの造形をご紹介します。知ってるようで知らない、まだ出会ったことのない阿弥陀さんをご堪能ください。
展示構成
《第1部 アジアの仏教》
インドで仏教が誕生し、アジア全域に広まる
- ・仏教誕生・・・釈尊(ガウタマ・ブッダ)の生涯とその教え
- ・仏教の広がり・・・インドから中央アジア、東南アジア、東アジアへ
- ・多様な仏教・・・出家修行者と在家信者が織りなす多様な仏教世界
《第2部 日本の仏教》
日本へ仏教が伝来し、日本社会に根付く
- ・仏教伝来・・・仏教伝来にかかわる史実と伝承
- ・国家と仏教・・・国家政策としての仏教導入と貴族社会への浸透
- ・仏教文化の円熟と日本的展開・・・日本国内での仏教の歩みの上に新たに醸成され、幅広い階層に受け入れられていった仏教の諸相
会期・開館時間
- 会 期:2024年7月13日(土)~ 8月18日(日)
休館日:月曜日(ただし7月15日(月・祝)、8月12日(月・祝)は開館)7月16日(火)、8月13日(火) - 開館時間:10時00分~17時00分 ※最終入館受付は16時30分まで